ドラム式は節水効果、縦型式は汚れ落ちの良さ
洗濯機を買い替える場合、ドラム式と縦型式のどちらにしようかと迷われる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、それらの性能の違いやメリット・デメリットについて紹介していきます。
まずドラム式についてですが、ドラム式は「叩き洗い」と言われる洗い方が得意です。
この洗い方だと洗濯機の中で衣類と衣類が絡みにくくなるため、衣類への負担を減らすことができます。
また叩き洗いにより衣類と空気との接触が増えるので、乾燥にも強みを持っています。
そして洗濯に使う水の量を減らすこともできるため、節水にもつながっていきます。
上記がドラム式洗濯機の主なメリットです。
続いて縦型式の洗濯機についてですが、縦型式の場合は豊富な水量によって洗濯をしていくことができます。
日本は軟水であり、軟水は洗剤の泡立ちがいいという特徴を持っています。
ですから日本の風土に合った洗濯機と言えます。
そして縦型式の場合は「こすり洗い」になるため、固形汚れの落ちがよくなります。
また縦型式のため、衣類を出し入れする際に腰を曲げる必要がなくなるので腰への負担も気になりにくくなります。
上記が縦型式洗濯機の主なメリットです。
次にそれぞれのデメリットを挙げていきます。
ドラム式の場合は洗濯物を取り出す際に腰をかがめる必要が出てくるため、腰にとっての負担が縦型と比べると大きくなります。
またドラム式のほうが価格帯が上なので、その点もデメリットになりえます。
縦型式のデメリットですが、節水力ではドラム式が上回るため洗濯にかかる水道代がドラム式よりは高くなります。
このためランニングコストが増えるというのがデメリットになってきます。
以上が主な違いになります。