転居先で洗濯機を外に置く際の注意点
住宅の構造上、引越し先では洗濯機を外置きしなければいけないこともあります。
ただ外に置いておくことで問題が生じることもあるため、対策についても考えていきましょう。
洗濯機を外置きすれば、当然洗濯機に汚れが付きやすくなります。
その汚れが劣化を早めるおそれもあるため、洗濯機にカバーを取り付けて対策をしている方もいます。
カバーを付けたまま洗濯ができるような工夫がされているものもあるので、取り付けることで洗濯が面倒になることはありません。
また、外置きする危険性としては「盗難」も挙げられます。
洗濯機から下着を盗まれる可能性も出てきますので、その点にも注意していかなければなりません。
またロックがかかっていない洗濯機は簡単に開け閉めされてしまいますので、ゴミを捨てられるという迷惑行為に遭う危険性もあります。
鍵は洗濯機に付けようと思えば付けられますので、何か工夫をして簡単には開けられないようなアイテムを設置しておくと対策としても有効になってきます。
中には洗濯機に上部の開け閉めができる囲いを作るか買うかして、そのフタに鍵を取り付けている方もいらっしゃいます。
この方法であれば洗濯機そのものに鍵を取り付ける必要がなくなるので、洗濯機への負担も少なくなります。
また洗濯機の中を乾燥させようと、洗濯した後にフタをしばらく開けたままにする方もいますが、それによって洗濯機の中にゴキブリが入り込むといった問題が起きることもあります。
ゴキブリに関しては、注意をしていても出るときは出るという感じですので、あまり神経質になりすぎないのも対策になるかもしれません。
最後に最も重要なのがアースの取り付けです。
もしも洗濯機が故障し内部で漏電した際に電気を地面に通して外に流すいわゆる感電を防ぐための線なので、室外、室内関係なく洗濯機を設置する際には必ず必要になります。
アース端子が無い場合は、接地工事が必要になるため、賃貸の場合は大家さんの了承を得なければいけません。
こうしたポイントに気をつけながら、洗濯機の外置きに対処して行きましょう。